NTTドコモ、新料金プランも純減
NTTドコモの累計契約シェアは、純増数の低迷で漸減傾向にあり、シェアは54・4%
から8月末には53・5%と0・9ポイント低下した。KDDIは3月末に29・3%。ソフトバ
ンクは快進撃を続けている。
シェアではトップのNTTドコモだが、3位のソフトバンクモバイル、2位の「au」を展開す
るKDDIの猛攻をはね返すことができず、守りの弱さを露呈している。
ドコモも手をこまねいていたわけではない。
上位機種「904i」と中位機種「704i」の新シリーズを立て続けに投入したうえ、携帯に
電話番号とメールアドレスが持てる「2イン1」機能も設定。8月22日からは半額制も
導入した。
いろいろてこ入れをしているが、「2イン1」は総務省の指示で純増数には計上できず、
半額制も好評とはいうものの、KDDIも9月から半額制をスタートしたため、新契約の
取り込みにはまだつながっていない。
KDDIと下げ幅をそろえただけで、ソフトバンクが実施している一部の時間帯を除きソフト
バンク携帯同士の通話が無料となる「ホワイトプラン」に勝る競争力のある料金プランを
出すには至っていない。
ある証券アナリストは、値引きに投資しないのは株価や将来の投資負担を考えているため
とみている。いま身動きがとれない状況にNTTドコモは追い込まれた。
ドコモは新機種投入で失地回復を狙っており、年末商戦までは我慢の日々が続きそうだ。
(フジサンケイ ビジネスアイより)
・・・値引きに慎重なNTTドコモは劣勢を強いられており、価格競争でソフトバンクモバイル、
「au」のKDDIに追い上げられている。このままジリ貧が続くようでは、加入者の乗り換えが
加速する恐れがある。