ガソリン国会はトンチンカン?
民主党が攻勢を強めている。
揮発油税などの暫定税率廃止を求めて衆院解散に追い込む作戦のことだ。
ガソリン国会とも言われる通常国会だが、国民からは何か違和感を感じる。
確かに暫定税率はもうその役目は終わっており、半世紀も野放しにしてきたことは
政治の責任だ。自民党はいろいろな理由で暫定税率を維持したいみたいだが、
これは全く説得力がない。
国民の大切な税金を政府が無駄に使ってはいけない。意味のない暫定税率が
毎年予算に計上されれば役人は自動的にどのように予算を使おうかと悪知恵
を絞りだす。こうした垂れ流し税金をまずはストップすべきだ。
民主党の暫定税率廃止の考え方は賛成である。但し、このことだけを最大のテーマ
にして衆院を解散に追い込むことはやめてもらいたい。他に年金問題やサブプライム
問題などがあるのだから、国民の視点にたった政治をしてもらいたい。
個人的には車に乗らないし、暫定税率廃止なんて無責任だがどうでもいい話だ。
こうした有権者は多数いるはずだ。もし民主党がこのテーマで戦うなら選挙で勝てない。
国民は民主党に期待しているが、つまらない政争に終わらせて欲しくない。
●揮発油税・・・
揮発油税は、製造所から移出されるまたは保税地域から引き取られる揮発油に
対して課される税金である。道路特定財源の一つである。揮発油税と地方道路税と
をあわせて、ガソリン税といわれる。
暫定税率であること、税率が消費税等に比べて非常に高いことなどから、重税感を
訴える者も多い。さらに、消費税との二重課税についても消費税導入当初、税率引き
上げ時から大いに問題視されている。
一方では、受益と負担の関係が明確であることを評価するものもある。2006年に行わ
れた道路特定財源見直しの議論の際に、石油連盟が「受益者負担の観点から特定財源
の一般化への反対。また、財源に余剰が生じているから、まず現在の暫定税率を元に戻す
べき」と主張した。(参考:Wikipedia)